Japan-IMF Scholarship Program プログラム概要
本プログラムは、博士号取得のためのJapan-IMFスカラシップ・プログラム(JISP奨学金)で、
日本人を対象に、マクロ経済の実務専門家として、ワシントンD.C.の国際通貨基金(IMF)で働く上で
不可欠なスキル習得の機会を提供することを主な目標としている。
日本政府が資金を提供しているこのスカラシップは、アメリカなど海外の大学での博士課程の内の
2年間を対象としている。全てのJISP奨学生は、博士課程終了後、IMFエコノミスト・プログラム(EP)
に応募し、合格した際はオファーを受けることが義務付けられている。この条件を満たせない場合は、
奨学金の返済が求められる。
JISP奨学金は、米国のInstitute of International Education: IIE、及び
日本のInternational Education Blueprint: IEB(国際教育企画) の協力を得てIMF Instituteが管理・運営している。
大学院プログラム
JISP奨学金の対象となる大学院の専攻はマクロ経済学が基本だが、
IMFの業務分野と関連して国際経済、国際金融、国際財政、通貨経済、公共財政、
労働経済等も認められている。在学中は常に優秀な成績を維持し、
すべての試験に合格しなければならない。
博士号の取得には通常4年から5年を要する。最初の2年間で大半の履修科目を修了し、
その後の期間を利用して研究、調査、卒論の準備に当てることになる。
奨学金の支給範囲
JISP奨学金は、大学院におけるマクロ経済学の勉強に必要な2年間の経費を支給する。
- 学費全額
- 医療保険
- 月々の生活手当て及び年間の書籍購入手当て
- 特定の旅費
- 有給夏季インターンシップ
JISP奨学金の受給期間中は、正規学生として学業に専念しなければならない。
また、他の報酬や奨学金を得ることはできない。奨学金は博士課程の前期2年間を支援するものだが、
例外的に3年次在籍者に対する1年間支給の可能性もある。
後期課程3年間については、必要に応じて別の奨学金を得たり、所属大学で研究助手(RA)
或いは教学助手(TA) などの職を得たりすることによって、 必要経費を確保するようであるが、
各自必要な費用の準備をしておくことが望ましい。
なお、本プログラムは学生の家族経費や学会費、大学に関係ないプログラムの経費については支給しない。
採用人数
毎年7名まで
奨学金以外のメリット
-
オリエンテーション:
受給初年度の学期が始まる直前にワシントンDCのIMF本部で実施される。
(通常8月下旬頃)
- 夏季インターンシップ: JISP奨学生は博士号取得の前年に、ワシントンDCのIMFで10~13週間にわたり、 有給の夏季インターンシップへの参加・終了が義務付けられている。 JISPインターンはIMF各局に配属され、多岐にわたる時事的・地域的課題に取り組むことになる。 (採用エコノミストの58%はインターンシップ経験者)
選考・スケジュール
まずIIEによって申請書に記入漏れがなく正確に作成されているか否かが確認される。 その結果、審査対象として妥当であると判断された出願者に対し面接が行われる。 最終的な合否の判定は、IMFと日本政府の協議により行われる。 選考にかかわるおおよそのスケジュールは以下の通り。
- 1次審査: 2月 応募資格及び申請書類の確認
- 日程調整: 2~4月 出願者に連絡し、面接日程調整
- 面 接: 3~4月 面接実施(電話面接もあり得る)
- 結果発表: 4~5月 選考し、合格者を発表
その他
日本における募集活動は 東京都武蔵野市にある国際教育企画(International Education Blueprint Inc.: IEB) に委託されている。






